※ザ・クラスの電話申し込み受付(突撃)は2017年9月に終了しました。
まず結論から・・・
サラリーマンはJCB THE CLASS(以下、ザ・クラス)の入手はやめといたほうがいい。
なぜか?その理由は3つある
- そもそも突撃は成功しない
- もっと高い還元率のカードを使わないともったいない
- 従来のメリット「ディズニー クラブ33」が抽選制になり落選リスクが大きくなった
目次
- 1 そもそも突撃は成功しない
- 2 もっと高い還元率のカードを使わないともったいない
- 3 従来のメリット「ディズニー クラブ33」が抽選制になり落選リスクが大きくなった
- 4 【参考】僕のクレヒス(1年目:166万円、2年目:129万円)
- 4.1 2016年3月支払い:159,849円
- 4.2 2016年4月支払い:423,173円
- 4.3 2016年5月支払い:281,399円
- 4.4 2016年6月支払い:303,342円
- 4.5 2016年7月支払い:179,727円
- 4.6 2016年8月支払い:141,916円
- 4.7 2016年9月支払い:30,206円
- 4.8 2016年10月支払い:89,048円
- 4.9 2016年11月支払い:25,582円
- 4.10 2016年12月支払い:32,737円
- 4.11 2017年1月支払い:18,356円
- 4.12 2017年2月支払い:202,334円
- 4.13 2017年3月支払い:189,403円
- 4.14 2017年4月支払い:154,668円
- 4.15 2017年5月支払い:120,179円
- 4.16 2017年6月支払い:121,906円
- 4.17 2017年7月支払い:189,203円
- 4.18 2017年8月支払い:173,531円
- 4.19 2017年9月支払い:126,159円
そもそも突撃は成功しない
ザ・クラスはJCBからの招待(インビテーション)を受けて入会できる限定的なクレジットカードだ。
カードの申込用紙を電話でデスクから取り寄せるいわゆる「突撃」では審査に通らない(2017年に終了)。
こう書くと、「突撃による入会成功の事例もネット上にはあるよ!しかも写真付きで!」と思う人がいるかもしれない。
JCB THE CLASS(ザ・クラス)に突撃した結果!30代前半のサラリーマンが成功 - Google 検索
たしかに、ネット上で報告されている突撃成功事例の記事では誇らしげにJCBザ・クラスの封筒を掲げているものもあったりする。
けどアレ、ただ申込用紙の封筒なんですよ。その証拠に僕も2枚持っている。笑
(JCB THE CLASSの申込書 ※注:インビテーションではない)
僕もネット上の成功事例と思わしき投稿に感化されて1年半ほどクレジットカードのヒストリーを築いてきたけど、得られたものはこの申込用紙の封筒2枚だけだった。
もしかしたら本当にカードのホルダーなのかもしれないけど、ザ・クラスの券面写真がないサイトの突撃情報は基本的に鵜呑みにしない方がいい。
確かに世の中には突撃によってザ・クラスを入手できた人は少なからずいるとは僕も思う。じゃないと「突撃」という言葉はここまで流行らない。
「サラリーマンでも年間500万使ったら突撃でも全然大丈夫!」
「年間100万でも突撃ギリセーフでした!」
「カード発行から最速の半年で突撃いけました!」
などのネット上の報告事例を聞くと、「自分だって!」と心踊るのは無理もないと思います。
ただ、成功事例よりももっと失敗事例に目を向けるべきだったと当時の僕に対して今の僕は思います。
もっと高い還元率のカードを使わないともったいない
ザ・クラスは「プロバーカード」と呼ばれる種類のクレジットカードだ。
プロパーカードとは国際ブランド(VISA,JCBなど)が自社発行するクレジットカードのことだが、一般的なクレジットカードと比較して還元率が非常に低いことが特徴だ。
例えば楽天カードやライフカードなどは還元率が3.5%前後あるのに対して、ザ・クラスは0.5%ほどしか還元が発生しない(1000円利用につき1pt=5円相当の還元)。
【例】
- 還元率3.5%:10,000円に対して350円バック【他社カード】
- 還元率0.5%:10,000円に対して50円バック【ザ・クラス】
僕は後述する参考情報のようにザ・クラスで200万円ほどの決済を切ったけど、試算すると60,000円ほどの還元を損したことになる。非常に後悔した。
従来のメリット「ディズニー クラブ33」が抽選制になり落選リスクが大きくなった
ザ・クラスに憧れて突撃による入手を試みる人の9割は「ディズニー クラブ33」の入室権限目当てだと思う(僕調べ)。
しかし2017年度からディスニーのクラブ33は完全抽選制となり、「ザ・クラスを持っている=クラブ33に入室できる」という図式は完全に崩壊した。
それに加えて、入室できる上限人数が
- 無制限→2人まで
という制約もできた。
月5万円の年会費コストを考慮すると決して手放しで喜ぶべきカードホルダーメリットではなくなっているのだ。
【参考】僕のクレヒス(1年目:166万円、2年目:129万円)
ザ・クラスの取得を目指して浮かれた僕の利用履歴(クレヒス)を晒すので、ぜひ他山の石としてほしい
1年目:計1,666,979円
2年目:計1,296,047円(2017年9月末日時点)