目次
僕のマイル数、お見せします。
「陸マイラー」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
僕は飛行機にほとんど乗らずに年間数十万マイルを貯めている。今現在のマイレージ残高は52万マイルほどだ。
↓マイレージ残高 52万マイル
「陸マイラー(おかまいらー)」とは、飛行機に乗らずに陸地でマイルを荒稼ぎする特殊な人達のことだ。
陸マイラーはここ数年の間に日本で増え続けていて、全国で数万人はいる。そして僕もそのうちの1人である。
今回の記事では、
- 陸マイラーの特典(メリット)
- 陸マイラーになる方法
を初心者向けに解説してみたい。
陸マイラーに「向いている人」「向いていない人」ははっきりと分かれる傾向があるが、「そんな分野もあるんだ」程度に参考にしてほしい。
52万マイルの価値はなかなかすごい
マイルを貯めない人にとっては52万マイルの価値がどれぐらいあるのかピンとこないはずだ。
一例として思いつく限り52万マイルの価値を説明すると、
- 地球上のどこへでも「ファーストクラスで最低2往復」できる
- 地球上のどこへでも「ビジネスクラスで最低4往復」できる
- 地球上のどこへでも「エコノミークラスで最低8往復」できる
- 「ビジネスクラスで夫婦ハワイ旅行が4回」できる
など
さまざまな価値と可能性を秘めていることがお分かり頂けるだろうか。組み合わせはまさに「自由」そのものだ。
以下の必要マイルチャートをもとに具体的な航路を想像してみて、さらに夢を膨らませてもいいかもしれない。
参考リンク
僕がイリノイ州(シカゴ)へファーストクラスで旅行した際のエントリーはこちらだ。座席シートと機内食(和・洋・中)のグレードの高さは必見だ。
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【ファーストクラス】タダ乗り!無料で貯めたマイルで豪遊してきました|イリノイ州(シカゴ)旅行記
学生の頃から憧れだった夢のファーストクラスでイリノイ州(シカゴ)まで遊びに行ってきました。
52万マイルの源泉はハピタスポイント
先に結論から言おう。
陸マイラー達が貯めるマイレージは、「ハピタス」というポイントサイトによって支えられている。
参考リンク
ちなみにこのハピタス、最近では出川哲郎氏がテレビCMに出演するなど知名度は徐々に高くなってきている。
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【ハピタス】マイルが貯まるのはいいとして、サイトの安全性は?マイル通帳の提供元「オズビジョン」の法人登記情報について
出川氏CM出演の「ハピタス」とは?マイルを貯めるのに最適な「ハピタス」というポイントサイトの信用情報についてまとめてみました。
ハピタスのポイントは現在市場で流通しているTポイントやpontaなどのポイントとまったく同じもの、と思ってもらえれば大丈夫だ。性質も非常によく似通っている。
(ハピタスはTポイントやpontaなどのポイントと同じ)
以下の画面はハピタスのポイント通帳画面だ。いま現在、僕のポイント口座には5万ポイントほどの残高が存在している。
(ハピタス ポイント通帳)
この5万ポイントはいつでも1pt=1円の現金として換金・利用することが可能だ。
つまりこのポイント残高は5万円相当の日本円価値がある、ということになる。
(ハピタスの「1pt」は1円相当)
ただ僕を含めた陸マイラー達は、貯めたポイントを現金よりマイレージに交換することを好む習性がある。そのため、これを現金に換えることは基本的にしない。
現金よりマイレージ化。それが年間数十万マイルを貯めるために僕たち陸マイラー達が日々実践していることだ。
世の中のポイントが貯まる仕組み
ハピタスのポイント通帳画面に刻まれる上記の5万円分のポイント。Tポイントやpontaではこのような高額ポイントが貯まることは少ないように思う。
(pontaやTポイントで1万円相当とかそうそう貯まらない)
なぜハピタスではこのような高額のポイントが貯まるのか?
この仕組みは「デパートや駅改札付近でクレジットカードの勧誘を行なっているスタッフやそのブース」に実は答えが隠されている。例えば、PARCOカードやViewカード、楽天カードのようなクレジットカードだ。
さて、以下のようなポスターを店頭などで見かけることはよくあるのではないだろうか。
(PARCOカードの入会特典:1,000円商品券のみ)
勧誘スタッフの誘いに応じて店頭にてクレジットカードを作ると、多くの場合加入特典としてその場ですぐに使える金券やポイントがプレゼントされるはずだ。
このばら撒かれるプレゼントの原資はどこから来ているのか。
これはもちろん、お店の広告費(販売促進費)を原資としてプレゼントが用意されている。
広告費をテレビコマーシャルだけにつぎ込むのではなく、実際に来店してくれた消費者に対して広告費を直接還元することで新規顧客獲得(囲い込み)に繋げようとしているのだ。
ハピタスはこの仕組みをWeb上で完結する
先述のハピタスもこれと同じだ。
ハピタスは「広告費(販売促進費)をそのまま消費者に還元」するという仕組みをWeb上だけで完結させ、ポイントバックを受けられるようにしている。
言ってしまえば「実店舗を伴わない勧誘ブース」みたいなもので、これは表現として適切なように思う。
ハピタスのサイト内のFAQ(よくある質問)でもこの仕組みが解説されているので以下に引用したい。
◆Q.広告を利用してポイントが貯まる仕組みが知りたい
A.ハピタスで掲載している広告をご利用いただくと、各広告の企業からお客様のご利用に応じた宣伝費がハピタスに支払われることとなります。
ハピタスでは、支払われた宣伝費の一部をポイントとして、実際に広告をご利用されたお客様に還元することで、お客様がポイントを貯めていただけるようになっております。
店舗まで行く必要もなければブース内の勧誘スタッフと長時間話し合う必要もない。
これだけでも魅力的なのだが、広告費の還元額が実店舗より高くなる傾向があるのがハピタスの最大の強みだ。
以下の例を見てほしい。超有名な年会費無料のカードを作るだけで高額のキャッシュバックが受けられるものである。
(年会費無料 Yahoo! Japanカードで8,000pt獲得)
(年会費無料 楽天カードで8,500pt獲得)
このように実店舗や勧誘スタッフの人件費を伴わないためか、相場より200%~300%ほど高いポイント還元がハピタスで受けられる。
さらに言えば、ハピタスのポイントとTポイントやRポイントは別々に付与されるので、入会特典ポイントの2重取りや3重取りが簡単にできるのが特徴だ。
大量マイレージはわらしべ長者の賜物だ
話が少しそれてしまったが、元に戻そうと思う。
陸マイラーはハピタスのポイントを原資にマイルを貯めている人種だと先に述べた。次はどうやってこの原資(ハピタスポイント)をマイレージに変えていくのかを解説してみたい。この答えのヒントは昔話「わらしべ長者」に隠されている。
わらしべ長者の昔話を知っているだろうか。価値の低い藁を物々交換によって金銭的価値の高いものに次々と交換していき、最後に長者(金持ち)になるという物語だ。
- 道で拾った藁→藁のおもちゃ
- 藁のおもちゃ→みかん
- みかん→絹の着物
- 絹の着物→名馬
- 名馬→城参考>>わらしべ長者 - Wikipedia
実は陸マイラーもこのわらしべ長者と似たようなことをしてマイレージを貯めている。その構図はこうだ。
- ハピタス→ドットマネー(Ameba)
- ドットマネー(Ameba)→メトロポイント(東京メトロ)
- メトロポイント(東京メトロ)→マイレージ(ANA)
上記の通り、ハピタスのポイントは物々交換でポイントをマイレージに移行できる。
わらしべ長者と比較すると3つも交換の段階が少ないのだが、慣れないうちはこれが面倒くさいと感じる人は多い。
冒頭で書いた陸マイラーに向いていないという人というのは、この面倒くささに負けて途中で我慢できず「現金化に走ってしまう人」だ。
現金化するかマイレージ化するかどうかは個人の性格が出てくるところだが、いずれにしてもまずはこのわらしべの起点となるハピタスに登録する必要がある。
まだ登録していない人は以下から登録ができる。
参考リンク
【わらしべ①】Amebaの「ドットマネー」と交換をする
上のハピタスに登録すると、以下の「ポイント交換」ボタンがあることに気づくはずだ。
よく探して見てほしい。
(ポイント交換ボタン)
ハピタスのポイントは、まずはこの「ポイント交換」ボタンの先にあるページからAmebaのドットマネーに交換していく必要がある。
(ドットマネーポイントも100ポイント=100円)
ちなみにこのドットマネーというポイントは、ハピタスと同じく「1マネー→1円」でいつでも引き出せるポイントだ。
ANAマイレージに移行するための単なる経由地点として利用するポイントではあるが、経由作業の途中でお小遣い欲しさに現金化の誘惑に負ける人はやはり多い。
なお参考までにハピタスのポイントはAmebaのドットマネー以外に以下のものに交換可能だ。
- 現金
- ドットマネー
- Amazonギフト券
- nanaco
- 楽天Edy
- ビットコイン
- BitCash
- WebMoney
- PeX
- NetMile
- ちょこむポイント
マイレージ派の他に現金派があると先に述べたが、ハピタスのポイントは上記のように色々な使い道がある。
自分が陸マイラーに向いていないと思っても、まずはチャレンジしてみるといいだろう。
【わらしべ②】東京メトロの「メトロポイント」と交換をする
陸マイラーが年間数十万マイルを貯めるために中継すべきポイントとしては、「ドットマネー」の他にも東京メトロの「メトロポイント」がある。
実はAmebaの「ドットマネー」からもANAマイレージに移行はできるが、メトロポイントを経由した方が破格の移行率(90%)でANAマイレージに変換できるというメリットがある。
【直接マイレージに交換する場合】
ドットマネー:300pt→ANAマイレージ:85マイル(×移行率28%)
【メトロポイント経由でマイレージに交換する場合】
ドットマネー:300pt→メトロポイント:300pt→ANAマイレージ:270マイル(◎移行率90%)
メトロポイントの口座については、以下の東京メトロの会員サイトで持つことができる。
参考リンク
このサイトでは、以下の画面の通りメトロポイントをANAマイルに交換する画面がある(高移行率:90%)。
(メトロポイント→ANAマイル交換画面)
メトロポイント→ANAマイルの【交換上限は月18,000マイルまで】なので、18,000×12ヶ月=年間216,000マイルを貯めることができるのだ。
(東京メトロポイント移行マイル)
【まとめ】年間数十万マイルは誰でも貯められる
今回の記事では、大量マイルを貯めるための体系的な手順を解説してみた。
繰り返すが、マイルを大量に貯めるためには
- ハピタス(重要)
- ドットマネー
- メトロポイント
のいわゆる「わらしべ交換」が必要不可欠だ。
この「わらしべ交換」の作業は慣れるまでは確かに面倒くさい。
しかし一度慣れてしまえば、月にかかる「わらしべ交換」の時間はわずか10分足らずだ。僕も今ではめんどうくさいと思うことなくなった。
ただ、このマイレージの裏技はこうした一手間二手間を「めんどくさい」と感じる人(現金化派)が多いことに実は支えられている。
もし交換作業を「楽勝」と感じる人が今後増えれば、この裏技とも言うべき交換制度は廃止または改悪されてしまうことだろう。制度改悪がまだされていない今のうちだからこそ、正しいマイル交換知識を覚えて是非実践してみてほしい。
参考リンク
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