みずほ銀行の「他行宛て振込手数料」って高いですよね。手数料が比較的割安なオンラインバンキング(みずほダイレクト)でも、216円~432円ほどかかってしまいます・・・。
今回の記事では、この他行宛て振込手数料(216円~432円)を月4回まで無料化する裏技をご紹介します。
目次
- 1 「みずほマイレージクラブ」の特典を駆使して手数料を無料化します
- 2 「みずほマイレージクラブ」の特典&取引条件|「資産運用商品の残高1円以上」が一番ラクな条件です。
- 3 【実践編】資産運用商品を1円~分買って、手数料を無料化しよう。
- 4 節約・おトク系のおすすめ記事
「みずほマイレージクラブ」の特典を駆使して手数料を無料化します
みずほ銀行には「みずほマイレージクラブ」という個人顧客向けのサービスがあります。月末時点で特定の取引条件を満たしている場合に翌々月の各種手数料が無料になるものです。
「みずほマイレージクラブ」は、ご入会いただくと、お取引状況に応じて「ATM時間外手数料無料」などの“うれしい特典”をご利用いただける、入会金・年会費無料のサービスです。
【例】3月末に取引条件達成 → 5月の手数料が無料
今回の手数料の裏技では、この「みずほマイレージクラブ」の特典を使います。
「みずほマイレージクラブ」の特典&取引条件|「資産運用商品の残高1円以上」が一番ラクな条件です。
以下の表は「みずほマイレージクラブ」の特典をまとめたものですが、まずはこちらをご覧ください。解説の便宜上、特典内容を松竹梅の3コースに分類しました。
※PC、スマートフォンともに横スクロールで表をご覧いただけます。
梅コース | 竹コース | 松コース | ||
条件 | ◆みずほ銀行に 月末時点で10万円以上の 預金残高がある ◆当月にみずほ |
◆みずほ銀行に 月末時点で50万円以上の 預金残高がある ◆みずほ銀行で |
◆みずほ銀行に 月末時点で500万円以上の 預金残高がある ◆みずほ銀行に ◆住宅ローンや |
|
ATM 時間外 手数料 |
みずほ銀行ATM イオン銀行ATM |
無料(0円) | 無料(0円) | 無料(0円) |
コンビニATM 利用手数料 |
イーネットATM ローソンATM セブン銀行ATM |
無料(0円) | 無料(0円) | 無料(0円) |
振込 手数料 |
みずほ銀行宛 | 無料(0円) | 無料(0円) | 無料(0円) |
他行宛 | - | 月1回まで 無料(0円) |
月4回まで 無料(0円) |
他行宛て振込手数料を月4回まで無料にするには、以下のいずれかの取引条件を満たして松コースを適用させる必要があります。
- みずほ銀行に月末時点で「500万円以上の預金残高」がある
- みずほ銀行に月末時点で「資産運用商品の残高が1円以上」ある
- 住宅ローンやカードローンの「借入残高が1円以上」ある
いずれか一つ以上に該当すればいいとは言っても、振込手数料の特典を受けるために500万円もの大金をすぐに用意したりローンを組めたりする人は多くないと思います。
ということで狙い目になるのはやはり「資産運用商品の残高1円以上」の取引条件です。
【実践編】資産運用商品を1円~分買って、手数料を無料化しよう。
資産運用商品って、なんだか損をしそうで怖いですよね・・・。
でも大丈夫!
1円以上の商品残高があればいいので、少量だけ買ってこの条件を満たしちゃいましょう。それにやってみると分かりますが、損失リスクはほぼゼロです(あってもせいぜい数十円~数百円程度)。
【事前準備】オンラインバンキング(みずほダイレクト)の申し込み
まだオンラインバンキング(みずほダイレクト)を利用されていない方は、先に利用申し込みを済ませておきます。
みずほダイレクトはパソコンやスマホで口座残高の確認や送金(振込)ができる便利なサービスなので既に利用している方も多いと思いかと思いますが、以下のリンクから申し込みが可能です。
参考リンク>>みずほダイレクトの新規申込/変更手続き
【事前準備】投資信託口座を開設する
投資信託口座を開設します。
下記のみずほ銀行ホームページの記載通り手順を進めれば、特に問題なく口座開設できると思います。一応悩みやすいところだけ補足します。
【STEP9】非課税口座の選択をする|「申し込む/申し込まない」はどちらでもいい
資産運用商品の運用益が非課税になるいわゆるNISA口座を申し込むかどうかの選択は完全にお好みでOKです。
今回ご紹介する手順では資産運用商品を小額分しか買わないので、運用益なんてたいして発生しません。そういった点ではNISA口座は「申し込まない」方がラクでいいでしょう。
【STEP10】特定口座の選択をする|「申し込む(源泉徴収を選択し、配当を受け入れる)」一択
資産運用商品の運用益が出た場合に、その運用益の所得税をどのように処理するかの選択です。
これは「申し込む(源泉徴収を選択し、配当を受け入れる)」の一択でOKです。特定口座の選択により、確定申告手続きの手間が少なくなります(というより確定申告の必要性そのものがなくなることが多いです)。
【手順1】みずほダイレクトメニュー画面から「投資信託メニュー」を表示する。
事前準備は出来ていますか?早速トライしていきましょう。
みずほダイレクトのトップページにアクセスすると、以下の画面が表示されると思います。左メニューから「投資信託トップ」をクリックします。
「投資信託に関する留意事項」をよく読み、「次へ」ボタンをクリックします。
【手順2】「ファンド一覧・購入注文」をクリックする
投資信託メニュー画面が表示されるので、「ファンド一覧・購入注文」をクリックします。
購入可能な投資信託商品一覧が表示されますので、「【ネット】i-mizuho国内債券インデックス」を選択します。ノーロード(購入手数料0円)でおすすめ。
【手順3】「目論見書(もくろみしょ)」を確認する
「目論見書(もくろみしょ)」の確認が求められます。
目論見書内に記載された交付日年月日が確認画面で求められるので、メモに控えましょう。
目論見書に記載された交付日年月を入力して、次の画面に進みます。
投資信託の購入注文画面では、注文金額に「10,000」円を入力します。
※ほんとうは注文金額に「1円」の入力をしたいところですが、投資信託商品は1万円単位での購入がルールとなるのでその最低金額である1万円で注文します。
【手順4】資産運用商品の注文を確定する
あとはもう注文確認の画面だけです。購入金額に入力誤りがないか念のため確認して、注文を実行しましょう。
この時点で資産運用商品の残高が1円以上できたので、翌々月から振り込み手数料が月4回まで無料の特典を得ることができます。
月末になるとこのようなメールが届くようになります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
みずほ銀行から
ATM時間外手数料無料等
みずほマイレージクラブの特典ご利用について
━━━━━━━━━━━━━━━━━【 お客さま番号:*********** でご契約のお客さま (*)】
平素はみずほ銀行をご利用いただき誠にありがとうございます。
「2016年4月」のみずほマイレージクラブの【特典のご利用期間】および【ご利用いただける特典】についてご案内いたします。□■□ 特典のご利用期間 □■□
2016年4月1日 金曜日~2016年5月1日 日曜日
【手順5】わずかな購入口数だけを残してあとは解約する
既に他行宛て振込手数料4回無料の特典は受けることができますので、ここから先はやるかどうかご自身のお好みで。
預け入れた1万円をなるべく今すぐにでも回収したいといった方は、僅かな口数だけ残して解約します。
購入した投資信託商品を確認するため、「残高照会」をクリックします。
先ほど購入した投資信託商品「【ネット】i-mizuho国内債券インデックス」が表示されるので、「解約」をクリックします。
「一部解約」を選択し、僅かな口数だけ残す数を入力し、次の画面へ。
あとは購入時と同じように、注文を実行するだけです。お疲れ様でした。
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