「IPv4 PPPoE接続」と「IPv6 IPoE接続(v6プラス)」の通信速度をグラフ比較してみました。
高速通信「v6プラス」に対応したプロバイダ一覧は以下の記事をご覧ください。
参考リンク
目次
速度測定条件
速度測定の条件は以下の通りです。
- 速度の測定場所は東京都新宿区マンションの一室
- 速度の測定にはwgetを使用した方法を採用
- 測定対象のプロバイダはBIGLOBE
- 宅内配線方式はVDSL方式(宅内終端装置はVH100)
- 使用ルーターはWXR-1900DHP2(BUFFALO製)
- 使用LANケーブルはカテゴリー6(BUFFALO製)
- 使用ネットワークアダプターはEXPI9301CT(intel製)
【IPv4 PPPoE】設定確認
市販ルーターがPPPoE接続モードで動作していることを確認
ipv6 testサイトでPPPoE接続(ISP=BIGLOBE)となっていることを確認
【IPv4 PPPoE】測定結果のグラフ(2017年4月10日 00:00~23:50)
最高通信速度:66.88Mbps(07:00)
最低通信速度:0.14Mbps(00:10)
【IPv6 IPoE】設定確認
市販ルーターがv6プラス接続モードで動作していることを確認
ipv6 testサイトでv6プラス接続(ISP=jpne-ip4)となっていることを確認
【IPv6 IPoE】測定結果のグラフ(2017年4月12日 00:00~23:50)
最高通信速度:78.96Mbps(01:00)
最低通信速度:40.24Mbps(08:50)
グラフの波形比較
まとめ
IPv4 PPPoE接続からv6プラス接続(IPv6 IPoE)に切り替えると通信速度が最大で517倍になるという測定結果が得られました。
PPPoE接続では20時~翌2時のいわゆる「ゴールデンタイム」において通信速度が極端にスローダウンするのに対し、v6プラスでは時間帯に関係なく常に安定した通信性能が発揮できています。
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