NTT東西のフレッツ光や光コラボレーション各社※で契約できる「ひかり電話オプション」。
※ビッグローブ光、@nifty光など
どの事業者と契約しても「ひかり電話オプション」の利用料は月額500円~ほどで統一されており、このオプションを契約すると以下のメリットを得ることができます。
- ひかり電話ルーターが提供される(上写真)
- 「03-xxxx-xxxx」などの固定電話番号を取得できる
- 「フレッツ・ジョイント」と呼ばれる固有機能を使用できる
今回の記事では、「ひかり電話」と「フレッツ・ジョイント」の関係についてまとめてみました。
目次
「フレッツ・ジョイント」とは?
「フレッツ・ジョイント」とは、フレッツの回線網側からひかり電話ルーターに対して電子機器のソフトウェアを配信するサービス・機能のことです。
サービスの仕様詳細については以下の参考リンク・イメージ図をご覧ください。
参考リンク
フレッツ・ジョイントとはどのようなサービスですか? | よくあるご質問
「フレッツ・ジョイント」は、事業者さま独自のソフトウェアをホームゲートウェイに配信し、ネットワークを介して家庭やオフィス内のさまざまな機器へアクセスする環境を提供することで、事業者さまの多様なサービスを実現可能にします。
フレッツ・ジョイントを使えば、例えばテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど様々な電子機器のソフトウェアを追加配信することができるようになります。このため今後さまざまな分野のサービスで利活用が期待されています。
参考リンク
フレッツ・ジョイントを活用したビジネス展開|NTT東日本/NTT西日本
フレッツ・ジョイントの活用分野は、例えば「防犯・防災分野」「ヘルスケア分野」「環境エネルギー分野」など、多岐にわたります。NTT西日本およびNTT東日本では、それらを中心としてフレッツ・ジョイントのサービス拡充に向け、さまざまなサービス事業者と議論を行っています。
「v6プラス」もフレッツ・ジョイントを利用している
このフレッツ・ジョイントの機能をいち早く利用したサービスとして、JPNE社提供サービスの「v6プラス」があります。
参考リンク
「フレッツ・ジョイント」を活用した「v6プラス」の提供について
ソフトウェア配信サービス「フレッツ・ジョイント」を活用し、お客様が自宅等で利用しているホームゲートウェイに対して「v6プラス」を利用するための設定を自動的に行う環境を提供します。
v6プラスとは何かというと、夜間に発生しやすいプロバイダのネット混雑を回避して安定した高速通信を提供してくれるサービス(無料)のことです。
詳しくは以下の記事でまとめていますのでぜひご覧ください。
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【v6プラス】無料オプションで爆速に!「遅い」「重い」を解決するおすすめのネット回線(プロバイダ)&ルーター
遅いネット回線はv6プラスにより無料で解決しましょう。2018年現在のv6プラス対応のネット回線(プロバイダ)&ルーターをまとめました。
「フレッツ・ジョイント」利用の前提条件|ひかり電話のタイプ2が必要
ひかり電話ルーターによりフレッツ・ジョイントの機能が利用できると上で既に書きましたが、実は利用にあたって前提条件があります。
それは、ひかり電話オプションが「タイプ2」で契約されていなければならないという条件です。
ひかり電話オプションの「タイプ」とは?|タイプ1/タイプ2がある
ひかり電話オプションの「タイプ」とはなにかというと、回線内におけるシグナルの通し方の種類のことです。
音声品質の差や基本料金に現れないため利用者側ではタイプの存在になかなか気づきにくいですが、タイプ1とタイプ2の間には技術的な仕様の違いがあります。
技術的な仕様を知りたい方は下記のリンクから確認できます。
参考リンク
もしひかり電話のタイプ(シグナルの通し方の種類)がタイプ1の場合、上述のフレッツ・ジョイント機能は利用することができません。
つまり、ひかり電話のタイプ1ではv6プラスが使えません。
ひかり電話オプションがタイプ1の人はどんなひと?|「Bフレッツ」時代から契約している方に多い
ひかり電話オプションをタイプですが、「Bフレッツ」時代からひかり電話オプションを利用している方はタイプ1で契約している人が多いという傾向があります。
逆に言うと、Bフレッツのサービス新規申し込みは2012年3月31日をもって終了しているため、2012年4月1日以降に後継サービスの「フレッツ・光ネクスト」申し込んでいる方はだいたいタイプ2で契約できているはずです。
ひかり電話オプションのタイプの調べ方とタイプ1をタイプ2に変更する方法
現在自分がひかり電話オプションのタイプ1とタイプ2どちらで契約しているかは、以下の問い合わせ先に電話することでタイプの確認を行うことができます。また、電話でのタイプ変更も可能です。