最近は「バンドステアリング」機能に対応したWi-Fiルータが多くなってきました。
バンドステアリングはあらゆる家電がインターネットに繋がるこのIoT時代において非常に重要な機能となってきています。
この記事ではバンドステアリングの機能概説と対応Wi-Fiルーターについてまとめました。
バンドステアリングとは「電波の周波数帯が2刀流」のこと
▲バンドステアリングのイメージ図|BUFFALO
バンドステアリング(Band Steering)とは、デュアルバンドのWi-Fiルータが混雑していない周波数帯を選んで自動で接続を切り替えてくれる機能のことです。
※「デュアルバンド」とは、主に2.4GHz帯+5GHz帯の両方をサポートしている「2刀流」の無線LANのことです。
【メリット&デメリット】2.4GHz+5.0GHzで最適な電波を掴む!
バンドステアリング対応機種は2.4GHz帯と5GHz帯の電波リソースを偏りなく効率よく使うことができるのがメリットです。
パソコンやスマートフォンなどのWi-Fi接続機器が多いシーンほど活躍できるため、IoTの家電製品が急増する昨今においては非常に需要が高まっています。
※「IoT(Internet of Thing)」とは、家電製品などが通信機能を持ちインターネット接続をする仕組みのことです。
なお、バンドステアリングのデメリットは特にありません。
【メーカー別】おすすめはどれ?バンドステアリング対応Wi-Fiルータ一覧
以下にバンドステアリング対応のWi-Fiルータをまとめました。
以下の製品がおすすめです。
- 高性能/高機能を重視するなら「WXR-1901DHP3」
- ブランド/信頼性を重視するなら「WG2600HP2」
- コスパを重視するなら「WG1200HP2」
BUFFALO
WXR-1900DHP3/WXR-1901DHP3
★高性能/高機能重視おすすめタイプ
後継機(新型)
先行機(旧型)
WXR-1900DHP2
WXR-1751DHP2/WXR-1750DHP2
後継機(新型)
先行機(旧型)
NEC(Aterm)
WG2600HP/WG2600HP2
★ブランド/信頼性重視おすすめタイプ
先行機(新型)
後継機(旧型)
WG1900HP
WG1200HP2
★コスパ重視おすすめタイプ
IODATA(該当機器なし)
IODATA製の家庭向けデュアルバンドWi-Fiルーターでは、周波数帯を自動で切り替えるバンドステアリング製品は2018年現在まだリリースされていません。
※2.4GHz帯+5.0GHz帯のデュアルバンドのうち5.0GHz帯を優先的に使用する機能をバンドステアリングと呼んでいる。
TP-LINK(該当機器なし)
TP-LINK製の家庭向けデュアルバンドWi-Fiルーターでは、周波数帯を自動で切り替えるバンドステアリング製品は2018年現在まだリリースされていません。
※2.4GHz帯+5.0GHz帯のデュアルバンドのうち5.0GHz帯を優先的に使用する機能をバンドステアリングと呼んでいる。