今この記事をご覧になっているあなたは、
「フレッツ光とドコモ光って、なにが違うんだろう?」
という疑問をお持ちのことかと思います。
結論からいうと「フレッツ光とドコモ光の違い」は、ずばり以下の3点です。
■フレッツ光とドコモ光の違い
- 「契約相手」が違う
(フレッツ光→NTT東西、ドコモ光→NTTドコモ) - 「月額料金」が違う
(フレッツ光→月額5,000円前後、ドコモ光→4,000円) - 「ドコモ料金の割引有無」が違う
(フレッツ光→割引なし、ドコモ光→割引あり)
逆に「フレッツ光とドコモ光の共通点」はなにかというと、
- 「回線設備(=光ファイバー回線)」が同じ
ということです。つまり?
利用者側から見て、フレッツ光とドコモ光のあいだに通信品質や対応エリアの違いはまったくありません。契約先や、料金体系だけが異なるのです。よく誤解が起きやすいのですが、「ドコモ光はフレッツ光の劣化版」といったデメリット系の事実はまったくありません。この点もご安心ください。
NTT東日本(または西日本)からNTTドコモに契約を組み替えて最適化することで、回線品質はそのままに料金優遇のメリットだけを得ることができるようになります(これを「転用」といいます)。この回線料金を最適化する仕組み(転用)は今まさに総務省主導で推進されている契約体系なので、賢く積極的に使っていかないとはっきりいって損をします。総務省レポートは以下の参考リンクをご確認下さい。
参考リンク
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目次
そもそも「フレッツ光」とは?
フレッツ光とドコモ光の違いを説明する前に、そもそも「フレッツ光」とはなにか?を抑えていないと、2つの違いを理解するのはなかなか難しいです。
「フレッツ光」とは、"光"という名がつく通り光ファイバーケーブルを利用したインターネット接続サービスです。
ちなみにフレッツ光の前身は「Bフレッツ」というサービスで、この頃は電話回線(同軸ケーブル)を使ったインターネット接続サービスとなっていました。
◆同軸ケーブル(Bフレッツ時代、低速)
「電気信号」を使用する回線素材。
◆光ファイバーケーブル(フレッツ光時代、高速)
「光信号」を使用する回線素材。
Bフレッツ時代の電話回線(同軸ケーブル)と比較した場合、光ファイバーケーブルは電気信号ではなく「光信号」をデータ伝送に用いるという特徴があります。
このため長距離のデータ伝送であってもノイズ干渉や信号減衰に対して極めて高い耐性を持ち、データの伝送速度が効率的で優れているという特性(メリット)があります。
フレッツ光もドコモ光も、この「光ファイバーケーブル」を使ったインターネット回線です。このため、どちらもの光回線も回線品質にまったく違いはありません。
(光ファイバー回線は電線と併設、または道路下に埋設されています)
(写真:フォトック)
「フレッツ光」と「ドコモ光」の違い
冒頭の繰り返しとなりますが、「フレッツ光」と「ドコモ光」の違いを詳しくまとめてみました。
「契約相手」が違う
まず「フレッツ光」と「ドコモ光」とでは契約相手が異なります。
- 「フレッツ光」の契約相手:NTT東西
- 「ドコモ光」の契約相手:NTTドコモ
契約相手が異なるということは請求の形式が異なる、つまりは月額料金(後述)も変わってくるということです。
「月額料金」が違う
次に、「フレッツ光」と「ドコモ光」とでは月額料金が異なります。
- 「フレッツ光」の月額料金:5,000円前後
- 「ドコモ光」の月額料金:4,000円
だいたいですが、フレッツ光よりドコモ光のほうが1,000円近く月額料金が安くなります。
この安くなる理由ですが、ドコモ光は回線料金の中にプロバイダ料金もコミコミですべて含まれているため安くなります。
※フレッツ光は「回線料金+プロバイダ料金」でダブル請求されます。
「ドコモ料金の割引有無」が違う
最後に、「フレッツ光」と「ドコモ光」とではドコモ料金の割引有無が異なります。
- 「フレッツ光」のドコモ料金割引:なし
- 「ドコモ光」のドコモ料金割引:あり
フレッツ光にはドコモ料金とのセット割引はありませんが、ドコモ光にはドコモ料金とのセット割引があります。
この割引のことを「ドコモ光パック」といいます。
参考リンク
主回線で契約しているドコモのデータプランに応じて、毎月のドコモ料金から割引が適用されます。
加入中のデータパック | 割引き額 |
ウルトラシェアパック100 | 3,000円割引※ |
ウルトラシェアパック50 | 2,400円割引※ |
ウルトラシェアパック30 | 2,000円割引 |
シェアパック15 | 1,800円割引 |
シェアパック10 | 1,200円割引 |
シェアパック5 | 800円割引 |
ウルトラデータLLパック | 1,100円割引 |
ウルトラデータLパック | 900円割引 |
データMパック | 800円割引 |
データSパック | 500円割引 |
ケータイパック | 500円割引 |
※戸建てタイプならさらに+100~200円割引
ドコモ光のまとめ(メリット&デメリット)
フレッツ光とドコモ光に違いはほぼありません。どちらか一方が優れていて、どちらか一方が劣るということもありません。
まったく同じ光ファイバーケーブルの回線設備を使っているため、差別化要素はほぼ料金体系のみに絞られます。もっと踏み込んで言ってしまうと、ドコモ光にデメリットはまったく無いうえに、料金体系が安くなるというメリットしかありません。
フレッツ光とドコモ光で「変わらないもの」「変わるもの」はそれぞれ以下の通りまとめました。
変わらないもの:回線速度の品質、対応エリア など
変わるもの:契約相手、月額料金、ドコモ料金の割引有無 など
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